部屋とレーパンと私

自転車のなるべくニッチな話題を

サイクリングでダイエットは出来るのか

かねてから書きたいと思ってた
ダイエットネタ

本ブログの主旨に乗っ取り
上辺の一般論でなく
ワタシの経験と私感に基づいた
生々しい話が出来れば
と思います。


1.メリデメ

まずはダイエットとして
サイクリングを選択するメリデメ
(メリット・デメリット)から

【メリット】

①身体へのダメージが少ない

 フレームやタイヤが緩衝材の
 役割を担ってくれるため
 ランニングやウォーキングなど
 直に地面を踏む運動に比べ
 身体への衝撃が抑えられ
 ダメージが少なくて済みます。

 衝撃はランニングと比べ
 1/4から1/8と言われてます。


②比較的長時間続けられる

 ①の結果とも言えるのですが
 慣れれば普通の人でも長時間
 例えば6時間を超えるような
 ライドも可能です。
 
 ランニングだとかなりの上級者
 にならないと難しいかなと。


③楽しみながら出来る

 ツーリングであちこち観光したり
 グルメしながら走れます。
 他の運動だと思い当たりません。
 
 観光は車が渋滞してても関係なく
 スイスイと行けます。

 移動を兼ねられる
 というのは他の運動との比較では
 最大の利点かもです。


【デメリット】

①お金がかかる

 やはり自転車はそれなりに
 お金はかかります。
 他の運動に比べてもかかる部類かと。

 参考の過去記事
 ゼロから始まるロードバイク生活 ~ロードバイクは総額いくらで始められるか~ その① - 部屋とレーパンと私

 個人的には充分モトは採れる
 と思いますが。


②安全リスク

 公道を走るが故の車との事故の
 リスクはどうしてもあります。
 サイクリングロードや交通の少ない
 道を選べばだいぶ減らせますが。
 
 転倒してケガを負うリスクも
 当然あります。
 まあこれはスポーツによっては
 他でもあることですけどね。


③お腹が空く

 ダイエットの最大の敵w
 どの運動でもあることですが
 サイクリングは特に
 しょっちゅう空腹になりがちで
 消費<摂取となるパターンが
 とても頻繁に出てきます。

 参考の過去記事
 今週のお題 → ロングは太る - 部屋とレーパンと私

 

2.ダイエットするには


ここでは初心者か走り慣れた人かで
申し上げることが変わります。

【初心者の方】

先のデメリット③の過去記事にも
記載がありますが

初心者ほど痩せやすいです。
初心者はひたすら走りましょう。
周りからこの人アタマおかしい
と言われるくらい走りまくりましょう。
安価なサイクルコンピュータ
購入して距離や速度を見て
悦に浸りましょう。

実はすべてのダイエットは
少なくとも最初のうちは

・見栄を捨てる
・記録を見る(つける)

が成功のコツだと思ってます。

特に記録をつけるのは重要で
数字に上手く煽られる
というのがミソです。

レコーディングダイエット
というのがあり
もともとは体重や食事を記録する
というやり方だったかと思います。

コレが出来れば8割方
成功すると言われてます。


【走り慣れた方】

そして運動に慣れてくると
だんだん痩せにくくなります。

ここからが本当のジゴクですw

今までは距離を走るだけで
良かったのですが

走り慣れたアナタがこだわるべきは
距離ではなく

強度と時間

になります。

こちらも上記③の過去記事ですが

距離を長くすると
かえって太る
という事象があります。

当人の節制に依るところも
(とても)大きいですが

距離を長くすると強度を抑えて
結果消費がそれほどでもない
ということが一因かと思います。

アフターバーン効果

という言葉があります

参照

アフターバーン効果は嘘じゃない。HIIITでカロリー消化そして脂肪燃焼せよ | QOOL (クール)


要は高い強度の運動をすると
運動後も消費効果が持続する
というものです。
ユルい運動だと運動中は消費しても
運動後はあまり消費しないようです。

個人の体感でも思い当たります。
高強度をしっかりやれたときは
確かに痩せやすかったです。

ただ年齢を重ねると
高強度にカラダがついてこない
と思います。
やれるとしても頻度は下がりますが
厳密に数値で図らずとも
意識するだけでもヨイかと思います。

短い坂道を見つけたら
ダッシュ気味に漕いでみるとか
若いモンには負けん( ゚A゚)
と息巻いて追いついてみる
のもイイでしょう。

ただし安全にはくれぐれも
ご注意ください。

その上で距離もソコソコ走れたら
より良いかと。


以上に示した方法は
合う合わないがあると思うので
試しながらやってみては
と思います。

ご参考いただければ幸いです。