部屋とレーパンと私

自転車のなるべくニッチな話題を

ゼロから始まるロードバイク生活 ~ロードバイクは総額いくらで始められるか~ その②

kawaai7.hatenablog.com

その①からの続きです。

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⑤サイクルシューズ(ビンディングシューズ)
ビンディングペダル

 シューズとペダルがくっつくことで
 効率よく走行できるようになります。

 底にクリートと呼ばれる部位がある
 ビンディングシューズと
 対応するペダルが必要です。

 スキーをやっている方だと
 靴をスキー板に固定する機構がありますが
 それと同じようなものです。
 実は自転車も元はスキーのものから
 着想されて出来たものらしいです。
 
 効率はフラットペダルの3割増し
 とも言われるのでツーリングにおいても
 利用しない手はないです。
 レースでは使わないと話になりません。
 
 最初のうちは
 ・発車時のハメ方(足を上から押し付ける)
 ・降車時の外し方(足を外側にひねる)
 を覚える必要がありますが
 是非ともマスターして利用しましょう。
 
 以下Youtubeの参考動画です。
 ビンディングペダルに関して網羅的で分かりやすいかと。 
 www.youtube.com

 最初はペダルが外れずいわゆる
 ”立ちコケ”もありますが
 (自分も2回くらい経験しました)
 それでも使えた方が幸せになれます。
  

 メーカーによって形状は色々ですが
 多いのはshimanoです。
 ・SPD-SL ロードバイク
 ・SPD マウンテンバイク用
 の2種類があります。


SPD-SL>

 SPD-SLクリート
 SPD-SLペダル

 クリートが底から出てるため歩きにくく
 歩くと軽いペンギン状態になります。

 ロードレース前提で押し歩くような
 状況は考慮せず力の伝達を重視して
 このような形状になってます。

 費用はシューズは1万円
 ペダルは5千円くらいです。
 ロードバイク SPD-SLの商品一覧 通販 - Yahoo!ショッピング

 

SPD
 
 SPDクリート
 SPDペダル

 クリートがラバーの中に引っ込んでいて
 歩くのに支障が無いようになってます。

 元々マウンテンバイクなどのオフロード用で
 レースでも降車して押し歩く状況が結構あるので
 このような形状になってます。

 費用はシューズが1万円
 ペダルが3千円くらいです。
 MTBシューズの商品一覧 通販 - Yahoo!ショッピング
 MTB ビンディングペダルの商品一覧 通販 - Yahoo!ショッピング


 ツーリングがメインであれば
 ロードバイクといえども
 歩きやすいSPDで良いと思います。
 自分も最初はそうでした。

 だんだん距離を走りたくなってくると
 SPD-SLが良くなります。



⑦車体への付属品(ボトルゲージなど)
 
 ・ライト(フロント・リア)
 ・ベル
 ・ボトルゲージ&ボトル
 ・サドルバッグ

 ライトとベルは道交法上必要です。

 ライトは夜間の他トンネルでも必要になります。
 特にリアはママチャリのような反射板でなく
 赤く光るライトをしっかりつけましょう。

 値段はピンキリですが用が足りれば十分です。
 両方合わせて3千~5千円くらいです。
 ロードバイク ヘッドライトの商品一覧 通販 - Yahoo!ショッピング
 ロードバイク テールライトの商品一覧 通販 - Yahoo!ショッピング

 
 ボトルゲージ&ボトル=水分補給
 サドルバッグ=携帯工具入れ

 ともに必須ではありませんが
 車体に取り付ければバッグを背負わずに
 走れますので便利かと思います。

 

⑧携帯工具(パンク修理など) 

 ・アーレンキー(六角レンチ)
  またはマルチツール
 ・タイヤレバー
 ・インナーチューブ(予備)
 ・チューブ補修用パッチ
 ・携帯ポンプ(空気入れ)

 ロードバイクだとパンクはつきものです。
 パンクしにくい丈夫なタイヤはありますが
 それでも運悪く鋭利なガラス片や金属片を踏んで
 やられてしまいます。
 頻度良く走れば年に1~2回くらいは発生します。

 初めてのロードバイクにおいて大抵のタイヤは
 クリンチャーと呼ばれるタイヤの中にチューブが
 入っているタイプです。
 そのチューブを交換して空気を入れれば
 多くの場合は修理できます。

 タイヤ自体の破損はそんなに発生しません。
 ガラス片や金属片くらいの穴であれば大丈夫です。
 (片は残さずしっかり取り除いてください)
 
 運悪く鋭利な段差にハマってタイヤのサイドを
 ざっくり裂いてしまった人はいましたが…
 稀なケースです。

 タイヤを常備するのはよほどの長旅でなければ
 大丈夫かと思います。


 あとは車体各所のボルトが緩むことがあるので
 締め付けにアーレンキー(六角レンチ)が
 必要です。100均のものでもイイですが
 自転車用のマルチツールが便利かと思います。

 
 これらは工具セットで売ってるのもありますし
 個別に買うこともできます。
 ロードバイク 携帯工具の商品一覧 通販 - Yahoo!ショッピング
 ロードバイク 携帯ポンプの商品一覧 通販 - Yahoo!ショッピング
 ロードバイク インナーチューブの商品一覧 通販 - Yahoo!ショッピング
 ロードバイク タイヤレバーの商品一覧 通販 - Yahoo!ショッピング
 ロードバイク パッチの商品一覧 通販 - Yahoo!ショッピング



⑨フロアポンプ 

 ⑧でご紹介した携帯ポンプは緊急用なので
 十分な空気を入れるのは難しいです。
 
 あとママチャリ用は英式バルブで
 ロードバイクの多くは仏式バルブとなり
 形状が異なります。
 
 ロードバイクは空気圧管理も重要なため
 空気圧ゲージ付きのフロアポンプ(空気入れ)
 の購入をオススメします。

 ロードバイク フロアポンプの商品一覧 通販 - Yahoo!ショッピング

 3千円くらいで購入できます。


以上、2回にわたり長くなりましたが
ロードバイクは総額いくらで始められるか
ご紹介でした。

新品を揃えるとバイク15万+その他5万
計20万くらいかかるので
お金がネックな方は中古を譲ってもらい
面倒見てくれるお店も紹介してもらえると
良いかと思います。

本記事をご覧いただき参考になれば幸いです。