部屋とレーパンと私

自転車のなるべくニッチな話題を

シクロクロスという自転車競技

先の記事で小出しした
シクロクロス
という競技について

昔に比べて認知は高まった
と思いますが

サイクリスト人口から見れば
まだまだマイナー域は出ません
というかしばらく出ないかと
思われます。

私なりの競技の説明と
マイナー理由を私感含みで
お話したいと思います。



1.シクロクロス競技について

シクロクロス - Wikipedia

wikiどーぞ

( ゚д゚)オイ

概要を私なりに簡単に書くと

・オフロードの2〜4kmくらいの
 周回コースでやる

・時間は30〜60分
(カテゴリーによる)

・自転車はドロップハンドル
 タイヤは33mm以下
(カテゴリーによる)

といったところです。

もともとはロードのオフトレで
ブロックタイヤ着けて野山走った
のが起源らしいです。

シクロクロスバイク

ワタクシのシクロクロスバイクです。



2.競技の特性

 他の自転車競技に比べ
 特徴的と思うところです。

①乗車して進めない区間がある

 競技規則に
 「コースの90%超は乗車できること」
 という旨の記載があります。

 逆の言い方をすると
 「コースの10%未満なら
  乗車出来なくて良い

 となります( ゚д゚)

 なのでシケイン
 (ハードルみたいなもの)
 や階段が存在するコースもあります。

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 他に急坂や砂場やぬかるみなど
 降りて走ったほうが速い
 というケースも。
 
 そういった場合に備えて
 素早く降車&乗車する
 テクニックが必要になります。


②ピットがある
 
 シクロクロスはメカトラ以外にも
 泥が自転車のタイヤやフレームに
 まとわりついて走りにくくなる
 ケースもあり
 そういったときはバイク交換で
 ピットインが盛んに行われます。

www.youtube.com

 汚れたバイクを洗車したり
 交換時に選手からバイクをもらい
 洗ったバイクを渡してます
 
 自転車知らない人が見てて
 コレが面白い
 と言われたことがあります。



3.今後の動向

 wikiのとおりヨーロッパ界隈では
 人気があるようで
 世界戦だと万単位の人らしいですが
 
www.youtube.com

 人いっぱい…( ゚Д゚)


 日本ではまだまだマイナーの域は
 出ないですし少なくとも今後
 しばらくは普及しないかなと
 個人的ですが感じます。

 以下理由です。


 ①競技の醍醐味が理解されにくい

  自転車は乗って走るものなのに
  何で降りて押したり担いだり
  しなくてはナラんのだ
( ゚д゚)
  という感想を耳にします。

  ごもっともです。

  降車&乗車を駆使して
  コースを乗り切る醍醐味を
  感じる人はヨイですが
  多くの人は苦痛でしょう。


 ②自転車が激しく汚れる

  愛車を汚すなど持ってのほか
  常にピカピカでないと気が済まない
  というご意見を耳にします。
  
  自分は実用重視で
  使うものは傷ついてナンボ
  むしろ使い込んだ勲章
  くらいに思う性分ですが
  
  ピカピカ主義の方は
  世の中に少なくはないみたいです。


 ③女子が少ない

  泥まみれを尊ぶ女子は希少種
  に違いないです。

  転んで顔着(顔面着地の略)した

  なんて発言をする女子は
  シクロやMTB界隈でいましたが
  世間一般では間違いなく極少数です。



 以上が経験からの私感です。
 
 こんな話を目にして
 面白そうじゃないか(゚∀゚)
 と感じてしまったら
 是非参加してみて下さいませ。